羽咋市柴垣町の柴垣海岸で、釣り情報を発信する能登地方のYouTuber(ユーチューバー)らが、地元団体と一緒に海岸清掃のイベントを開いた。集めたごみの重量を競うゲームで楽しみながら汗を流した。
県内の釣り好きなユーチューバーでつくる「いしかわ釣りYouTubers」が、釣り人が率先して清掃をすることで海の環境保護の大切さやマナーの向上につながればと企画。同市のクリーン・ビーチのと実行委員会と主催し、地元の市民団体「長手島」なども協力した。
40分間で拾ったごみの総重量を競うゲームには、42人が参加。2〜4人に分かれて長手島周辺の海岸を回り、プラスチックやたばこの吸い殻、ペットボトルなど、計256.8キロを集めた。優勝チームには賞品が贈られた。
参加した能美市の丸山力洋(りきしょう)さん(34)は「不法投棄のごみが目立ち、子どもたちに掃除させるわけにはいかないと思った。大人の力が必要」と話し、「釣りBOZE(ボーズ)」というチャンネル名で活動するユーチューバーの坂東健生さん(33)は「これまで捨てないようにしてきたが、拾うのは初めてだった。清掃の大切さを伝えていきたい」と語った。(大野沙羅)
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