海辺で見かける打ち寄せられたプラスチックごみの山。きれいであってほしいなあとは思いつつ、どうしても目に入ってしまいます。他所から流れてきたのか、誰かが捨てたものなのか。見つけた人が拾うしかないんだろうなと思いつつ、途方もない量に対して無力感にさいなまれてしまうもの。 海底にうず高く積もった劣化プラごみの層写真はこちら ではどうしたらいいのか。行政の対応やさまざま活動による方法論があるかとは思いますが、今回はNPO法人海の森・山の森事務局が実践している、海岸プラごみが実際のところ果たしてどれくらいの量があるのか、神奈川県の海岸線を西は湯河原から、東は川崎まで、435.09kmすべて歩いて拾ってみようという極めて行動的な取り組み「プラゴミバスターズ 三匹のおっさん」の活動をご紹介します。
誰かが捨てたプラごみが、やがて誰かの口に
プラスチック製品といえば現代の生活においては切っても切り離せないほど、ごく当たり前に日常の中に存在するもの。 ですが、いちど作ったプラスチックはほぼ自然環境内で分解されることがなく、様々な経路をへて海にたどり着いたプラスチックは微粒子化し、食物連鎖に取り込まれやがて人の口に入って体内に蓄積される……いわゆるマイクロプラスチックが大きな問題になっています。 いま釣りは大ブーム。各地の釣り場は空前の賑わいといいますが、それと同時に釣り場においてもごみの不法投棄が大きな課題となっています。釣りも決して無関係とはいえないこの問題。さてその実態は……。
【Profile】豊田直之(とよだ・なおゆき) 1959年生まれの横浜出身。東京水産大学(現在の東京海洋大学)卒業。趣味の釣りがこうじて全国を飛び回るかたわら、水中映像の世界に惹かれ、水中写真家・中村征夫に師事。独立後、海洋撮影プロダクション有限会社テイエムオフィスを設立。2012年、NPO法人海の森・山の森事務局を設立、自ら環境保全活動の啓発に取り組む毎日。『色と形で見わけ 海・川・湖沼で楽しむ 釣魚図鑑(ナツメ社)』など著書多数。今後の目標は水の世界を通して深海からヒマラヤまでの映像を撮影すること。
からの記事と詳細 ( 海中に劣化プラスチックごみの山が……神奈川県の全海岸線をごみ拾いしながら調査踏破する活動が進行中(ルアマガ+) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/2SONs3G
No comments:
Post a Comment