富山テレビ放送
世界的な問題となっている海洋ごみの対策として、富山市は、河川や農業用水に網を設置する取り組みを行っています。 富山市内を流れる、がめ川。ここで「網場」と呼ばれる網の設置作業が行われました。 およそ5メートルの川幅に合わせて網を張り、ロープと金具で固定します。 19日はこのほか市内の農業用水2カ所、あわせて3カ所に設置しました。 これは、富山市と海洋ごみ問題に取り組む日本財団が連携し、全国に先駆けて3年前から取り組んでいる事業です。 ごみをせき止め、海へ流れ出るのを防ぎます。 *富山市環境政策課 能勢祐介課長代理「この網場は比較的簡単なもの。ごみが目に見える形で回収できるので、ごみを身近に感じて頂ければと」 昨年度も今年度と同じ3カ所におよそ2カ月間設置し、回収したごみの総重量は569キロ。このうちペットボトルやレジ袋などのプラスチックごみは49キロでした。 今年度は、これまでよりも期間を延ばし、今年11月までの半年間、網を設置。また新たに市のデータ収集システム「センサーネットワーク」を活用した水位計を今後設置し、越水しないよう安全な運用を進めます。 ごみは週に1~2回の頻度で回収しながらその効果や影響を細かく調査したいとしています。 *富山市環境政策課 能勢祐介課長代理「富山湾に流出するごみの8割が陸から出ているという統計が出ている。ごみステーションなど身近な(ところから)出るごみが用水などを伝って河川に流れていくという結果も。各家庭で少しでもごみを減らすような取り組みをして頂ければ」
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