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Tuesday, May 25, 2021

房総沖にプラごみたまり場 水深6000メートルの深海底に 日欧チーム研究 - 毎日新聞

 千葉・房総半島沖の水深6000メートル付近の深海底がプラスチックごみの集積地になっていることを確認したと、海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)など日欧の研究チームが海洋汚染の国際学術誌に発表した。見つかったプラごみの分布密度は1平方キロ当たり平均4561個に上り、この海域が陸上から流れ出たプラごみの集積地になっていると考えられるという。

 プラごみは世界で毎年1000万トンを超える量が海に流入するとされ、浮かんでいるのは44万トンで、大部分の行方が分かっていない。日本近海では、四国沖と房総半島沖に海流が渦を巻いている海域があることから、日本を含む東アジアから黒潮に乗って運ばれてきたプラごみが渦に巻き込まれ、この二つの海域の海底にたまっていると予想されていたが、実態は不明だった。

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