渋谷のごみ問題を解決したい
「『渋谷ってどうせ汚いし、ごみって捨てるモノでしょ』みたいな、消費の最後の終着点になっているところが、何か新しいものを生み出す資源として捉えることができたら、循環の出発点になるんじゃないかと思った」 そう語るのは、「渋谷肥料」の代表でクリエイティブディレクターの坪沼敬広さん。 2019年、渋谷のごみ問題を解決するためのアイデアをコンペ式のイベントで発表。見事、優勝を勝ち取り、「渋谷肥料」プロジェクトがスタートした。 渋谷の飲食店などから出る生ごみをリサイクル工場やコンポストで肥料化。その肥料を使って、野菜やハーブを育て、スイーツやコスメなどに商品化して、また渋谷に返そうという、現在進行形の循環型プロジェクトだ。 ごみを捨てることにもコストがかかるため、このプロジェクトは飲食店にもメリットがある。 「渋谷肥料」を使って育てた、さつまいもスイーツの試食会も開催。 メンバーの女子高校生の意見も取り入れながら、最終的に1つに絞って渋谷で販売する予定だという。 坪沼さんは「肩ひじを張るのではなく、楽しいからこの取り組みに参加しようと思えること、私たちの街もこういった取り組みができるんじゃないかとか、いろいろな街にこの取り組みを広げていきたいと思っています」と話した。
SDGs
SDGsとは、2015年9月の国連サミットで、全会一致で採択された「持続可能な開発目標」。
フューチャーランナーズ～17の未来～
からの記事と詳細 ( 生ごみを肥料化して野菜を育てスイーツに。渋谷を新しい循環の出発点に（FNNプライムオンライン） - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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