©SEIBU Lions
埼玉西武ライオンズ
2020ドラフト育成4位で埼玉西武ライオンズに入団した豆田泰志。強豪校を倒して甲子園に行きたいという想いの強さから、4才年上の兄が通っていたという浦和実業学園高等学校に進学。2年生からエースナンバーを背負った。
入団会見では「強打者であればあるほど楽しい」とプロ野球選手との対戦を楽しみにしている。
しかし、プロ野球の世界に入り、さっそく洗礼を受けている。
4月7日のイースタン・リーグ北海道日本ハムファイターズ戦では、甘く入ったボールを連打され9回に4失点。リードを守り切れず同点で試合終了となった。
「勝てた試合でした。甘く入っていたのはわかっていましたが、球速も出ず、焦ってしまいました。しっかり考える間を作れなかったことが反省点です」と振り返る。
「そう簡単には打ち取れないですね。高校生のときは三振がけっこう取れていましたが、ボール球は全然振ってくれないですし、捉えられることが多いです」と頭を悩ませる。
アピールポイントは直球で押していけるところ。回転数や球のキレにも自信があるが、フォームにバラつきが出てしまい、試合中にその違和感を覚えても、修正できずに終わってしまうことがある。
「左足が着地したときに、体やつま先が開いているような感覚があるので、その差をなくしたいです」とシャドーピッチングやネットスローを積極的に練習に取り入れている。
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本職は先発の豆田だが、今任されているのは中継ぎ。肩ができ上がるまでの時間の使い方も課題で、試合前のブルペンで投げすぎてしまうことによる疲労から制球の乱れを生むなど、悪循環になることもあるという。
「試合展開に合わせてやっていくのがまだ難しいです。マウンドに立ってしまえば疲れを感じないのですが、試合後に溜まった疲れがどっとくるので、体の疲れとうまく向き合うこともやっていかなければなりません」。
将来的には先発を希望しているが「今季はまずピッチングフォームを固めることと、状態が悪くても、コントロールか球威で試合を作っていけるようにしたいです」と力を込めた。
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入団当初は人見知りもあって、声が小さかった豆田投手。
春季キャンプを終える頃には会うたびに大きな声で挨拶をしてまわれるようになりました。
また真っ黒に日焼けした姿からは、こどもっぽさがなくなってきたように見受けられます。
ニコニコ笑顔が可愛らしい豆田投手の今後の活躍にご期待ください。
西武ライオンズ広報部
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