新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛が続く中、各地で家庭ごみが増えている。在宅時間が長くなったことが要因で、この機に家を片付けて粗大ごみを出すケースも多いとみられる。一部の地域では収集に遅れが出ているほか、処理施設への持ち込みで道路が渋滞し、受け入れを一時中止する自治体もある。
大阪府吹田市では、４月の家庭ごみの量は２１日時点で４２０６トン、前年同期比で３１０トン増えた。市の担当者は「学校の休校や在宅勤務に加え、家で食事をする機会が増えたことが主な要因ではないか」と話す。
処理施設への持ち込みも多くなっている。静岡市によると、市内に２カ所ある清掃工場を訪れる車は４月に入ってから前年比１・２倍ほどに増え、連日約６００～８００台に。週末には１日千台を超え、周辺で渋滞が発生する日もあった。
環境省廃棄物適正処理推進課の担当者は家庭ごみの増加について「在宅時間が延びたことで増えてはいるが、１０～数十％幅にとどまる」と分析。「処理能力を超え、施設がパンクすることはない」としている。
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May 05, 2020 at 04:35PM
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外出自粛で家庭ごみ増 収集遅れ、持ち込みで渋滞 - SankeiBiz
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