世界で深刻化している海洋プラスチックごみ問題。太平洋に面する県が１日に施行した「ごみの散乱防止に関する条例」は、小さなごみのポイ捨てから防ぎ、周辺環境、ひいては海の環境保全を図る狙いだ。ごみを捨てた人が回収命令に応じなかった場合の罰則規定もあり、１０月１日から適用する。県廃棄物指導室の高垣晴夫室長（５８）は「後世に美しい和歌山を残すため、県民全体で意識を高めていきたい」と話す。【木原真希】
ペットボトルや食品容器などプラスチック素材のごみは、海に流出すると環境汚染を引き起こし、生態系や人の健康への悪影響が懸念される。国の２０１９年版「環境白書」でも対策強化を訴えており、このままでは５０年に海洋プラごみの重量が海にいる魚の重量を超えると試算されている。
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April 04, 2020 at 08:35PM
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和歌る？紀になる！：ごみポイ捨て、海が泣く 県施行、散乱防止条例 １０月からは罰則も“美しい未来”後世に ／和歌山 - 毎日新聞
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