県民１人のごみ排出量 ５年連続で全国最少 - 信濃毎日新聞

　県は１７日、環境省の調査で、２０１８年度に県民１人が１日に出したごみ（一般廃棄物）の量が５年連続で全国最少だったと発表した。県民１人が１日に出すごみの量は前年度比６グラム減の８１１グラムで、７年連続で減少した。

　調査は市町村のごみの総排出量を人口で割って算出。全国平均は９１８グラムで、長野県に次いで少ない方から２位は滋賀県（８３４グラム）、３位は京都府（８３８グラム）だった。長野県内の市町村別では、南佐久郡南牧村（３０６グラム）が最少で、同郡川上村、下伊那郡泰阜村が続いた。

　県は１人１日当たりのごみ排出量を、２０年度に７９５グラムに減らす目標を掲げている。排出量を日本一少なくするための取り組みとして、宴会の食べ残しを減らす松本市発祥の「３０（さんまる）・１０（いちまる）運動」などを推進してきた。県資源循環推進課はごみの減量について「県民に減量意識が浸透してきた」とみている。

（4月18日）

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