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Monday, March 30, 2020

世界遺産に迫るプラごみ ガンジス支流の実態|FNNプライムオンライン - www.fnn.jp

ワールド

今、世界的な問題となっているのが、海のプラスチックごみ。
2050年には、魚の量より多くなるとの予想もある。
海への流入を防ごうとする国連の取り組みを取材した。

インドの世界遺産「タージマハル」。

多くの人が訪れる世界有数の観光地。

ところが...。

ガンジス川の最大の支流、ヤムナー川の川沿いには、プラスチックのごみが至るところに落ちていた。

タージマハルのそばを流れるヤムナー川は、最も多くのごみが流れ込む川の1つ。

今、世界的な問題となっている海洋プラスチック。

毎年800万トン以上のプラスチックが、ごみとして海に流れ込む。

そのうちの5割から8割が、陸から出たもの。

多くがこのように川を通じ海に流れ出るといわれている。

ごみはどこから来たのか。

川の近くの村では、住民が捨てたプラスチックなどが風や雨水とともに流出していた。

地元住民は、「1カ所で数人がごみを捨てると、ほかの人たちもそこにごみを捨てるので、短時間でごみ捨て場になってしまう」と話した。

こうした状況もあり、モディ首相は、2022年までに使い捨てプラスチックの使用を廃止する目標を掲げた。

しかし、安くて便利なプラスチックの使用を全面的に廃止するのは難しいのが現状。

そこで求められるのが、川に流れ込みやすい場所にたまったごみの流出を防ぐ取り組み。

国連環境計画は、ガンジス川などで、衛星写真や地形図などを活用し、ごみが流れやすい、いわゆるホットスポットと呼ばれる場所を特定する調査をしている。

この日の実地調査では、事前に特定した場所で、2カ月の間にたまったごみの状況を調べた。

現場調査で、その場所は実際にホットスポットと確定された。

調査担当者は、「ここがホットスポットで、ここから(ごみが)川に流れ出す。ここの場所に町からの排水がたまってくる」と話した。

流出経路を調べる、こうした技術を確立し、各国の政府が活用することで、ごみの流出を防ぐ効果的な対策が打たれることが、今後、期待されている。

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"ごみ" - Google ニュース
March 30, 2020 at 09:45PM
https://www.fnn.jp/articles/-/26959

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