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Monday, February 24, 2020

住民運営のごみ分別収集 自治会未加入半数が「NO」 福津市 - 西日本新聞

 福津市が市内の自治会を対象にペットボトルや空き缶など資源ごみ(容器包装廃棄物)収集の現状を調査したところ、約半数が「自治会未加入者を受け入れていない」と回答していたことが分かった。未加入の住民グループは、だれもが持ち込めるよう要望する請願書を25日開会の3月定例市議会に提出する。

 市は「地域分別収集に関する現状および意向調査」として2018年12月~19年2月に、136会場でごみ収集をしている101の自治会に対し実施。「自治会の加入、未加入問わず受け入れている」が46%、「自治会未加入者は受け入れていない」が46%、未回答が8%だった。

 受け入れている理由として「原則的に自治会会員のみと考えているが、実質的に区分けは困難」「費用を負担している未加入者は受け入れている」と回答。受け入れない理由としては「全戸加入しているため」「明らかな部外者は断っている」などを挙げている。

 ごみ収集業務を所管する市うみがめ課によると、収集会場の自治会運営は、2005年の合併前から旧福間町と旧津屋崎町で実施していた。自治会運営のメリットとして(1)収集当番が立ち会うため異物の混入が少ない(2)住民同士が顔を合わせることでコミュニケーションの場として機能している-を挙げる。

 未加入世帯の資源ごみ持ち込みについては「自治会側に受け入れるようお願いしているが、市と自治会が契約を結んでいるわけではないので説得以上のことは難しい」としている。

 同市光陽台では自治会運営をめぐって17年、約700世帯のうち約70世帯が自治会を脱会。自治会側は退会住民に「資源ごみ収集当番義務の喪失と同時に、資源ごみや廃品を自治会所定場所に搬入する権利が喪失する」と通達し、対立が続いている。

 現在、未加入の住民は、光陽台から離れた同市津屋崎の公設分別ステーションに資源ごみを持ち込んでいる。未加入の男性は「車がない高齢者などは持ち込みが困難で、可燃ごみに混入したり、家がごみ屋敷となったりする可能性もある。自治会加入者が減少する中、市が主導して解決してほしい」と要望する。

 請願は、市が各自治会の分別収集状況を把握した上で、希望する全ての住民が資源ごみを持ち込めるようにする▽収集会場の円滑な運営のため、市が自治会に必要なアドバイスをする▽意向調査の結果など必要な情報を公開する-などを求めている。 (床波昌雄)

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February 24, 2020 at 01:00PM
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