東京・立川市の31歳の職員がごみ処理の手数料40万円余りを着服したとして、懲戒免職の処分になりました。
懲戒免職になったのは、立川市ごみ対策課の31歳の職員です。
市によりますと、ことし9月、市のリサイクルセンターにごみを持ち込んだ市民が廃棄物処理の手数料として支払ったあわせて40万円余りを着服したということです。
市の調査に対し、「借金返済のために自宅へ持ち帰ったが怖くなって使うことは出来ませんでした。深く反省しています」と話し、全額を返したということです。
市は20日付けでこの職員を懲戒免職にするとともに、着服を知ったあとすぐに報告をしなかったとして職員の上司にあたる課長と係長を減給の懲戒処分としました。
酒井市長は会見で「多くの市民の信頼を損なう結果となってしまったことを心よりお詫び申し上げます」と陳謝しました。
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