岡山県浅口市寄島町沖の瀬戸内海で底引き網で、海底ごみを回収するモデル事業が始まりました。漁業者の手によるごみ回収を支援することで、美しい瀬戸内海を守ります。
底引き網による海底ごみの回収は、日本財団と瀬戸内4県で組織される「瀬戸内オーシャンズX推進協議会」が、新たな海洋ごみ対策のモデル事業として、今回スタートさせました。
漁業者が港に持ち帰ったごみに対して協力金を支給する仕組みで、網にかかったごみの分別や持ち帰りの習慣化を目指します。
(漁業者 大室欣久さん)
「これは20分を3回ぐらいやったのがその中の分、あと缶カンは上の方のがいくらかなんですけど、一日やったらもうこれの倍とか3倍とかになるんで」
寄島町漁協では、これまでも漁業者が率先して海底ごみの分別や回収を行っていましたが、この取り組みを通じてさらに多くの人々に海底ごみの問題を知ってほしいとしています。
(寄島町漁協 三宅秀次郎組合長)
「まずは瀬戸内海にこれだけのごみがあると、海の中に見えないごみがあるということがわかってくれるんじゃないかなという、それが一番大きい今回の事業の一つじゃないかというふうに思ってます」
岡山県内8つの漁協が参加するこの事業は、来年(2024年)2月まで行われ、終了後に効果の検証が行われます。
(日本財団 香川事務所 瀬戸内オーシャンズX担当 小蓑雅也さん)「またいろいろな手段というものをですね、今後検討していきたいと思っておりますので、幅広く見守っていきたいと思っております」
海底ごみを回収して美しい瀬戸内海を守る。漁業者らによる取り組みが始まりました。
からの記事と詳細 ( 「瀬戸内海の海底にこれだけのごみ!」底引き網による海底ごみを回収するモデル事業 漁業者を支援【岡山 ... - TBS NEWS DIG Powered by JNN )
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