ごみ置き場までごみを持っていくのがつらい――。高齢で体が不自由になり、自宅からごみ袋を持ち出せない高齢者が各地で増えている。高齢化が今後ピークを迎える中、国や自治体も支援に乗り出すが、人手や財源は限られており、支援のあり方をめぐって試行錯誤が続いている。
午前8時半前、北九州市小倉南区の女性(80)がごみ袋を手に一軒家の自宅から外に出た。地域で決められたごみ置き場までの距離は10メートル程度だが、2、3歩進んでは、重さに耐えられずにごみ袋を路上に置く動作を繰り返した。
女性は、生活の一部で手助けが必要な「要介護1」の夫(88)と2人暮らし。週2回の「家庭ごみ」など、ごみ出しは女性が担うが、足腰が弱っていて楽ではない。夫が使ったおむつもごみ袋を重くしている。
からの記事と詳細 ( ごみ出し支援:高齢者、重いごみ出し 玄関前回収OK/町内会で協力 自治体、支援策に苦心 - 毎日新聞 )
https://ift.tt/v14PFcZ
No comments:
Post a Comment