Pages

Wednesday, November 22, 2023

1万円札が宙に舞う 不燃ごみの中から現金400万円、福山市 - 中国新聞デジタル

リサイクル工場に集まった不燃ごみの中から発見された1万円札(福山市提供)

不燃ごみの中から1万円札が発見されたリサイクル工場内のホッパ出口(福山市提供)

 広島県福山市は20日、同市箕沖町のリサイクル工場に集まった不燃ごみの中から現金約400万円が見つかったと発表した。福山東署が拾得物として保管し、所有者を探している。

 市によると17日午後3時半ごろ、細かく砕いた不燃ごみを運び出すためにダンプカーの荷台の上に直接落とし込む施設の出口で、現金が宙に舞っているのを作業員が見つけた。荷台と施設内のごみを近くに移し、複数の市職員がかき分けて回収。同日と20日にかけて、1万円札383枚と断片となった17枚を確認した。

 同工場には、小型家電や陶器などの不燃ごみが市内全域から集まる。粉砕して金属を取り除いた後、近くの埋め立て場に搬出している。15日が回収日だったため、工場には大量のごみが集まっていた。

 市内ではごみの中から現金が見つかる場合は、千円札が数枚程度という。市環境施設課は「こんなに大量のお札は記憶にない」と驚いている。

 市は持ち主が見つかった時に謝礼を請求したり、見つからなかった時に受け取ったりできる権利を放棄した。現金は2月20日まで福山東署で保管される。(筒井晴信)

<関連記事>

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 1万円札が宙に舞う 不燃ごみの中から現金400万円、福山市 - 中国新聞デジタル )
https://ift.tt/rUBtQVs

No comments:

Post a Comment