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Wednesday, March 29, 2023

県東部ごみ処理「リンピアいなば」完成式 4月から本格稼働:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

奥平真也

 鳥取市と岩美、八頭、若桜、智頭4町の可燃ごみを焼却処理する新施設「リンピアいなば」の完成式が28日、鳥取市河原町山手の現地であった。

 県東部広域行政管理組合が設置し、JFEエンジニアリング(横浜市)が運営管理を担う。リンピアは「クリーン」を意味するスペイン語。地上5階地下1階で、敷地面積約4万3400平方メートル。2基の焼却炉で1日に240トンのごみが処理できる。ごみをためるごみピットは深さ16・8メートルで、25メートルプール約23個分の大きさがあるという。

 リンピアいなばは2019年8月着工。本来、昨年8月から本稼働する予定だったが、その前の試運転段階の5月に配管の水漏れが見つかり、急きょ運転を停止した。12月で修理工事が終わり、今年1月から試運転を開始。既に可燃ごみの受け入れと焼却に当たっている。3月末で正式に東部広域に引き渡し、4月1日から本稼働となる。建設工事費は約206億5千万円、4月から20年間の運営事業費は約132億8800万円。

 施設内には燃やした時に出る熱を利用した発電機や、見学者向けの学習コーナーもある。組合管理者の深沢義彦・鳥取市長は「気軽に環境問題に触れていただける施設。多くの皆さんにご活用いただきたい」と述べた。(奥平真也)

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