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Monday, January 9, 2023

どうする廃プラ SDGsミニフォーラムでプラごみ問題考える 津市:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

勝亦邦夫

 廃棄プラスチックが地球環境に与える影響などについて考えるSDGsミニフォーラム2022が9日、津市の三重県総合文化センターで開かれた。参加者らは、海洋プラスチックごみの問題などについて説明を受けた後、循環型社会をどう実現していくかなどについて話し合った。

 このミニフォーラムは、環境問題の地域のリーダーを養成しようと、県環境学習情報センターが昨年度に続いて企画し、30~70代の16人が参加した。この日はまず、県廃棄物・リサイクル課の担当者が県内の家庭などから廃棄されるプラスチックの大半が焼却されている実情やプラスチック資源の循環に向けた県の取り組みなどを説明した。

 続いて、四日市大学環境情報学部の千葉賢・特任教授が海洋プラスチックごみをテーマに講演。身近な海のプラスチック汚染は確実に進み、マイクロプラスチックの誤食は200種以上の海洋生物について報告されていると指摘し、「マイクロプラスチックが小片化を繰り返し、海洋生物の組織内に入るとともに、空中に浮遊して陸上生物にも影響を与えると懸念されている」と話した。

 その後、参加者らはグループに分かれ、2050年に向けてプラスチックとどう向き合っていくかなどについて意見交換した。(勝亦邦夫)

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