１１日午前、山口市中心部でごみ収集車が燃える火事があり、収集車の運転手１人が体調不良を訴えて病院へ搬送されました。
山口市はごみの分別が正しくされていないとごみ収集車の火災につながるおそれもあるとして注意を呼びかけています。
警察や消防によりますと、１１日午前１１時半前、山口市湯田温泉付近で「ごみ収集車から煙が出ている」と通報があったほか、パトロール中の警察官が収集車から煙が出ているのを確認しました。
消防車４台が出て、およそ２時間後に火は消し止められました。
この火事で運転手１人が煙を吸って体調不良を訴え、病院に搬送されたということです。
山口市によりますと、ごみ収集車は小郡地域の不燃物を収集していたということですが、ＮＨＫが現場で取材した映像ではカセットボンベのようなものや刃物様のものや金属片のようなものがこげているのが確認されました。
今回、出火の詳しい原因はわかっていませんが、山口市では去年４月にもごみ収集車の火災があったということで、誤った方法でごみを捨てると火災につながるおそれもあるとして正しく分別して捨てるよう注意を呼びかけています。
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