唐津市のNPO法人「浜-街交流ネット唐津」は8月から、プラスチックごみによる漁業への影響を懸念し、海岸に漂着したごみを回収する活動を始める。漁師やボランティアが協力し、海の環境改善を目指す。協賛、ボランティアを募っている。
これまで自治会などが海岸にたまったごみを回収してきたが、高齢化や人手不足などで大量の海洋ごみに手を付けられない状況が続いていた。代表の千々波行典さん(63)は「砕けたマイクロプラスチックを魚が食べるなど、将来的に影響が出てくるのは間違いない」と危機感を募らせ、初めてとなる今回の回収活動を決めた。
肥前町や鎮西町などの2カ所の海岸で8~9月にごみ拾いをし、プラごみは建築用資材や固形燃料などにリサイクルする。10月には海岸の写真パネルの展示会を市内で開き、ごみ回収への意識づけを図る。
協賛は1口3千円で、現在は市内10社から寄せられた。集まった寄付金はごみ処理や活動の備品、漁師への報酬などに活用する。協賛とボランティアは8月末まで募っていて、NPOのウェブサイトから申し込みができる。問い合わせは、電話0955(74)3155。(横田千晶)
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