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Wednesday, May 4, 2022

漂着ごみ 南予の海岸は他地域の約3倍に|NHK 愛媛のニュース - nhk.or.jp

愛媛県が昨年度に実施した海洋プラスチックごみなどに関する調査で、南予の海岸は県内の他の地域と比べて、漂着するごみの平均重量がおよそ3倍に上ったことが分かりました。

海洋汚染の原因となるプラスチックゴミの削減に向けて愛媛県は去年10月、漂着するごみの実態調査を今治市、伊予市、伊方町、それに愛南町の4か所で行いました。
その結果、南予の伊方町と愛南町の2か所は海岸のごみの平均重量がほかの2か所のおよそ3倍に上りました。
ごみはプラスチックや発泡スチロールが多く、ごみの個数で見た場合、すべての地点でカキの養殖用資材の割合がもっとも高かったということです。
このほか去年の夏から冬にかけて、陸からは立ち入りが困難な南予全域の海岸で、海側から漂着ごみの有無や量を調べたところ、563か所でごみが堆積していることが分かったということです。
愛媛県によりますと、堆積していたごみの量は軽トラックおよそ3万2000台相当の量になると推定され、今後はこうしたごみを減らしていく取り組みが求められます。
調査を行った愛媛県循環型社会推進課は「養殖が盛んな南予ではプラスチックごみが目立っている。漁業者と協力してごみの回収を進めるなど対策を進めていきたい」と話しています。

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