宇都宮「クリーンパーク」火災1カ月 未処理ごみ1400トン 「5割削減」厳しく 地域新電力にも影響 ／栃木 - 毎日新聞

復旧見通し立たず／年度末は排出増加

　宇都宮市のごみ処理施設「クリーンパーク茂原」（同市茂原町）での火災発生から約1カ月が過ぎた。同施設での焼却ごみの受け入れは依然として停止しており、処理しきれないごみの量は約1400トンに迫る。市は焼却ごみの削減を呼びかけるが、減量の割合は少ない。復旧の見通しは今も立っておらず、市廃棄物施設課の担当者は「厳しい状況が続いている」と話す。【玉井滉大】

　市によると、火災は2月1日午前1時50分ごろ、ごみをためておくコンクリート製のごみピット内で発生。クレーン2基や脱臭装置などが損傷し、約1500平方メートルを焼いた。市は出火原因について「消防が調査中だが、ごみに混入したライターやスプレー缶などにより着火したものとみられる」としている。

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