この冬のトレンド鍋は「まるごと鍋」。今回は飲食店とレシピサイトが提案する「まるごと鍋」を紹介します。今は野菜も安値傾向で、体も懐も温かくなる鍋料理です。(2021年12月20日放送)
鍋料理に欠かせない白菜や大根、キャベツなどの野菜。12月20日時点では、平年より3割ほど安くなっています。
長野市のスーパーでは…。
ファーム大澤屋・塚田夏絵店長:
「大根の方も高い時には248円、198円していたものが、今は98円で販売しておりますし、年末にかけてちょっとずつ値段が上がってきてしまうと思うんですけど、今は買い時かなと思っております」
買い物客:
「このネギを買ったんだけど安さにびっくりしています。一時、高かったから。お鍋が大好きですので、助かってます」
「助かります。できるだけ安い方がいいですから。きょうはキャベツで鍋を作ろうかと」
冬になると食べる機会が増える鍋料理。グルメ情報サイト「ぐるなび」が発表した2021年のトレンド鍋は、「まるごと鍋」。「食材をまるごと使い切る」、「端材でだしを取る」など、食品ロスに配慮したSDGsにつながる鍋です。
長野市の飲食店に、家庭で簡単に作れる「まるごと鍋」のレシピを紹介してもらいました。
NBS・小宮山瑞季アナウンサー:
「今回はどんな鍋を作ってくださるんですか?」
「だいだらぼっち二の坊」店長・大内晃介さん:
「サバ缶を『まるごと』使った、冬野菜のまるごと鍋を作ります。長野県民の舌にはビビっとくる味だと思いますので」
使う材料はサバの水煮の缶詰めと白菜、小松菜だけ。他のお好みの野菜を加えてもOKです。
まず、白菜と小松菜を3~4センチの幅で切っていきます。
店長・大内晃介さん:
「芯も使えるんで。半分に割ってもらえれば食べてもらえるので」
次はサバ缶。ふたを開けてから缶ごと鍋に入れ、まわりに切った野菜を敷き詰めます。缶を抜き取れば下準備は終わりです。
続いて野菜が半分、隠れるくらいまで水を入れて煮ます。しょうゆやみりんで味を整えたら、サバ缶と冬野菜のまるごと鍋の完成です。
小宮山アナウンサー:
「サバ缶のうまみが野菜に浸透しているので、しっかりと味が付いていておいしいです。あっという間に作れて簡単なのに、これだけ本格的な味。とってもおいしいです」
しめは、うどんがおすすめ。麺がおいしいスープを吸って、最後までサバの風味を楽しめます。
店長・大内晃介さん:
「スタッフのまかないで出していたんですけど、すごく好評で、お手軽に作っていただけるので、ぜひご家庭でも作っていただければ」
一方、こちらは料理の投稿・検索サービスのサイト「クックパッド」。投稿レシピ数は350万品以上です。
「まるごと鍋」と検索してみると、さまざまなメニューが出てきました。そこで「まるごと鍋」の人気メニューを閲覧数などを総合した人気順に紹介します。(2021年12月9日時点の人気ランキング)
第3位は、サバ缶とキャベツをまるごと使ったヘルシー鍋。こちらもサバ缶を使ったメニューです。
第2位は、甘辛味のすきやき鍋にトマトをまるごと豪快にトッピングした鍋。クリスマスにもぴったりな華やかなメニューです。
そして、第1位は、大根をまるごと1本使いきる超簡単鍋。
小宮山アナウンサー:
「簡単にできるということで、料理初心者の私ですが、大根まるごと1本鍋を作ってみようと思います」
具材は、大根1本、青ネギ、豚肉と調味料だけ。(水600ml、酒100ml、中華スープの素 大さじ1.5、しょうゆ 大さじ3、カイワレかネギ適量)
まず、皮をむいた大根を約1センチ幅の輪切りにし、大根と肉を交互に鍋に並べていきます。
小宮山アナウンサー:
「はい、これで鍋の中に豚肉と大根を入れ終わりました。上手くミルフィール状になりました」
水と酒を加え、ふたをして加熱。沸騰してきたらアクをとり、大根がやわらかくなったら中華スープの素と、しょうゆを加えて、さらに15分~20分ほど煮込めば完成です。
青ネギやカイワレを乗せれば、見た目もさらに美しくなります。しめには、うどんやきしめんがおすすめだそうです。
野菜が安い今、体も懐も温まり、さらにはSDGsにもなる「まるごと鍋」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
からの記事と詳細 ( この冬のトレンドは「まるごと鍋」 家庭でできる簡単レシピを紹介 野菜が安値傾向…体も懐も温かく - www.fnn.jp )
https://www.fnn.jp/articles/-/289429
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