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Thursday, December 16, 2021

「核のごみ」文献調査進む北海道神恵内村長、6選出馬を表明 - 朝日新聞デジタル

鈴木剛志

 「核のごみ」(原発から出る高レベル放射性廃棄物)の最終処分場選定に向けた「文献調査」が進む北海道神恵内(かもえない)村の高橋昌幸村長(71)は16日、来年2月27日投開票の村長選に6選を目指して立候補する意向を明らかにした。文献調査については「私が(国の調査申し入れを)受諾した責任を全うしなければならない」と語った。立候補を表明したのは高橋氏が初めて。

 元村職員の高橋氏は、2002年の初当選を含め5回の選挙すべてで無投票当選を続けている。今回は文献調査に反対する候補が出て選挙戦になるかどうかが焦点になる。

 高橋氏はこの日の12月定例村議会で村長選への対応を問われ、「村政を担いたいという情熱は就任当初から冷めることなく、その思いはさらに強くなっている。引き続き村政に臨みたい」と述べた。

 議会後、基幹産業の漁業の振興などを目指すことを明らかにした。来秋にも終了する文献調査のあと、実際に地面を掘る4年間の概要調査を受け入れるかについては「文献調査の結果次第だと考えている。概要調査に進まないこともありうるのではないか」と話した。(鈴木剛志)

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