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Tuesday, October 19, 2021

ごみ処理施設めぐる収賄事件 前議員の発言で入札の仕組み変更|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

奈良県香芝市にあるごみ処理施設を管理する組合の議会の前議員が施工業者から賄賂を受け取ったとして逮捕された事件で、前議員の議会での発言を受けて、幅広く業者が参入できるよう入札の仕組みが変更されたことが組合への取材でわかりました。特捜部は、賄賂との関連も含めて調べています。

奈良県香芝市の前市議会議員で市内にあるごみ処理施設の管理組合の議会の議員も務めていた北川重信容疑者(72)は、おととし3月までに、施設の修繕工事などに関して、有利な取り計らいを受けたいなどの趣旨と知りながら施工業者から現金479万円の賄賂を受け取ったとして、19日、大阪地検特捜部に収賄の疑いで逮捕されました。
組合などによりますと、北川前議員が、平成30年度の組合議会で、それまで随意契約だったごみ処理施設の修繕工事について競争入札に変更するよう発言し、幅広く業者が参入できるように入札の仕組みが変更されたということです。
このあと、一部の工事が競争入札になり、賄賂を渡した疑いのある施工業者も参加しましたが、別の業者が落札しました。
特捜部は、賄賂との関連も含めて調べています。
香芝・王寺環境施設組合の井上隆局長は「北川前議員の指摘もあり結果的には経費の削減になったが、賄賂については知らず、逮捕されて驚きました」と話しています。

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