中国の王毅国務委員兼外相は3日演説し、米国が中国を見据えて主導する「インド太平洋戦略」の狙いは集団による対抗だと非難し「ごみの山に捨てるべきだ」と訴え、対中包囲網形成の動きに警戒感を示した。
中国主導で世界の安全保障問題を話し合う「世界平和フォーラム」が北京の清華大で開幕し、基調演説を行った。
王氏は、先進7カ国(G7)や日米豪印の枠組み(クアッド)を念頭に「対抗をあおる」協力の枠組みや「分裂をあおる行動」に反対すると述べた。「世界の繁栄と中国は切り離せない」とも述べ、孤立化への危機感をにじませた。
台湾への関与を深めるバイデン米政権に対しては「台湾の独立、分裂勢力を容認し、励ましている」と批判。新型コロナウイルスの起源解明に向けた米国による調査に関しても「政治問題化に反対する」と表明した。(共同)
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