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Friday, June 25, 2021

兵庫県内一高額のごみ袋値下げへ 減量化へ丹波市会可決 - 神戸新聞

 兵庫県内一高い丹波市のプラスチック系ごみ用の指定袋を値下げする議案が25日、市議会本会議で可決された。8月1日から大袋は1枚50円から20円に、中袋は1枚30円から15円に、それぞれ引き下げられる。また、低所得世帯などに1人当たり商品券2万円を交付する事業案を盛り込んだ一般会計補正予算案も可決された。

 ごみ袋の半額化は、林時彦市長が昨年の市長選で、全市民への現金5万円給付と並ぶ目玉公約として掲げていた。同市では可燃ごみ排出量が増え、市クリーンセンターの焼却処理能力の限界に近づいている。市は「減量化が喫緊の課題」とし、まずプラ系ごみ指定袋を値下げすることで、燃やすごみ用の指定袋にまじるプラ系ごみの分別を進めたい考え。値下げと並行し、雑紙回収の充実など資源化施策の検討を進める。

 来年4月には、同じく県内一高い燃やすごみ用指定袋も半額化させる方針で、林市長は「市民には『値下げをする代わり、分別を頑張って』と伝えたい」としている。

 一方、商品券2万円交付の事業は、対象が住民税非課税世帯など1万1千人。(藤森恵一郎)

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