東京湾唯一の無人島・猿島(横須賀市)に、楽しく学びながら、ごみの分別ができる「エコステーション」を設置するためのクラウドファンディング(CF)が始まった。
CFを行っているのは、猿島を環境・観光・学びの島にしようと地元の企業や金融機関などが取り組む活動「つづく みんなの猿島プロジェクト」。現在の猿島のごみ捨て場は「燃せるごみ」「不燃ごみ」「缶・ビン・ペットボトル」に分けられているが、分別されていないことも多い。簡易的な造りのため雨にさらされたり、風で看板が倒れたりすることもあるという。
プロジェクトでは、ごみを分別し、さらに全体量を減らすことが島の環境に重要と考え、楽しみながらごみと資源を分別できるエコステーションの設置を計画。総費用約600万円のうち、300万円をCFで募ることを決めた。
エコステーションは地域の高校生やプロジェクトの構成企業社員らが、捨てたくなる仕掛けなどのアイデアを出し合い7月の完成を目指す。プロジェクトは「猿島から出るごみの総量を減らし、分別することで来島者が資源などについて自然に学べる場所を目指したい」と協力を呼び掛ける。
CFは7月15日まで。詳細はCFサイト「CAMPFIRE」の「東京湾から発信!“ゴミ”からはじまる“無人島の未来”【猿島エコステーション】」。(尹 貴淑)
からの記事と詳細 ( 横須賀・猿島のごみ減らそう CFで分別拠点の設置費募る - カナロコ(神奈川新聞) )
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