「女性の多い会議は時間が長い」など女性蔑視とも取れる発言をしたことについて、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は4日、記者会見を開き、「オリンピック・パラリンピックの精神に反する不適切な表現だったと認識しており、深く反省している。発言を撤回したい。不愉快な思いをされた皆さまにはお詫びを申し上げたい」と謝罪した。
一方で会長職を辞任するかどうかについては「辞任する考えはない」と強調。「私は一生懸命、献身的にお手伝いして7年間やってきた。自分からどうしようという気持ちはありません。皆さんが、邪魔だと言われれば、老害、粗大ごみになったのかもしれないから、そうしたら掃いてもらえればいいんじゃないですか」と語った。
森氏は3日、JOCの臨時評議員会で、日本オリンピック委員会(JOC)が女性理事を増やしていく方針を掲げていることに関連して、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と発言。米ニューヨーク・タイムズやロイター通信など海外メディアも報じるなど議論を呼んでいた。
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