浜松市は二日、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使った粗大ごみの収集の申し込みを三月一日から市内全域で始めると発表した。人工知能(AI)が自動応答する「チャットボット」を活用し、受け付けから処理手数料の支払いまで一連の流れをライン上で完結して利便性を高める。 (坂本圭佑)
市の公式ラインアカウントで、ごみの品目を直接入力したり、撮影した写真を送ったりすると、AIが自動で粗大ごみかどうか判断する。対象が粗大ごみだった場合、流れに沿って大きさや回収場所などを入力。手数料は従来の区役所やコンビニでの支払いに加え、決済サービス「ラインペイ」を利用できる。
デジタル技術を活用し、市民サービスの向上を目指す市の「デジタルファースト宣言」の一環。電話やインターネットで申し込み、区役所やコンビニで処理手数料を支払って添付用シールの交付を受ける従来の方法も維持する。
市廃棄物処理課の担当者は「新型コロナの影響で外出を控えたい人もおり、時代に見合ったシステムになった。ラインと従来の方法を合わせることで、利便性を高めたい」と話した。
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