深刻化する海洋ごみの問題に関心を持ってもらおうと、神戸の高校生や芸術家らが、須磨海岸(神戸市須磨区)で集めたプラスチックごみで、ウミガメをかたどったアート作品を作った。24日に須磨海浜水族園(同)で展示が始まった。
同海岸ではこれまで、六甲アイランド高校(同市東灘区)と神戸商業高校(同市垂水区)の生徒が海洋ごみの調査を、高倉中学校と鷹取中学校(いずれも同市須磨区)の生徒がごみ拾いを実施。こうした取り組みを、市環境局がつないで作品制作を企画した。
両中学の生徒が集めたプラスチックごみを使い、環境アーティストの山本雅也さん(31)=同市=と高田雄平さん(37)=兵庫県尼崎市=がデザイン。六甲アイランド高生や市民も制作に参加した。ペットボトルを青く塗って波に見立て、ふたでカメの甲羅などを表現した。
海洋ごみについて学べるパネルも設置。来年1月5日まで同水族園で展示された後、市内の小学校などを巡る。(吉田敦史)
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