■見ていられなかった 「趣味が高じて依存症になっちゃったんだよ」と笑う五十嵐さんがごみ拾いを始めたのは今から11年前の2009年4月のことだ。 72歳の3月31日に長かった会社勤めが終わった。「さて、これからどうしよう」。仕事人間だった五十嵐さんは途方に暮れた。「解放感はあったけど、明日の目的がない不安の方が大きかった」という。 1週間後、とりあえず同じ時間に起きて勤めていた会社がある有楽町の行きつけの喫茶店まで行ってみようと思い立ち、駅まで徒歩で向かった。その途中、水上公園を見つけ「そうだここがあった」。翌日からウオーキングを開始。しかし3日目、五十嵐さんの手には空のレジ袋があった。「きれいな公園なのにごみが多くて多くて見ていられなかった」。それから11年、春夏秋冬、荒天以外は続けてきた。小雨の日はカッパを着てごみを拾った。 自宅のある東町から芝川沿いを歩いて、公園内に入り、くまなく回る。自転車の前かごに空き缶やら紙くずやらを仕分けして持ち帰り市の収集場へ。数年前までは歩いて拾っていた。多いときは大きめのごみ袋が5、6個になってしまい、ラジオ体操の仲間に持って帰ってもらったこともある。「特にたちの悪いのが吸い殻。空き缶やペットボトルの中に詰めて捨ててあったり、車の灰皿の中身をそのまま捨ててあったり。想像を絶するよ」とあきれ果てる五十嵐さん。でも「腹を立てたら負け。ごみに負けたくないからね」。
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August 29, 2020 at 06:05PM
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11年間、ボランティアでごみ拾い 朝焼け見て四季を感じて…上尾・水上公園の名物おじいさんの思いは(埼玉新聞) - Yahoo!ニュース
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