熊本県南部の豪雨被災地で、無断で捨てられた災害ごみに住民らが手を焼いている。無断投棄の背景には、自治体が設けた仮置き場に持ち込む前に分別が求められる上、数時間待たされてきたことなどもあるとみられる。住民側には不満も募るが、自治体は「分別をした方が効率がよい」と理解を求めている。
市街地を中心に広く浸水した熊本県人吉市。球磨（くま）川沿いの地区の約1500平方メートルの空き地に、本棚や冷蔵庫、木材などが積み上がっていた。ほとんどが勝手に捨てられたものだ。
この地区では建物の約半数が床上浸水。災害ごみの置き場に困る住民を見かねた片岡真仁さん（35）が、親族が所有する空き地を仮置き場として開放した。
だが、住民が壊れた家財などを…
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July 31, 2020
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見知らぬ人々が大量のごみを私有地に… 豪雨被災の人吉 - 朝日新聞デジタル
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