徳島市と周辺5市町（小松島市、勝浦、石井、松茂、北島各町）による広域ごみ処理施設計画を協議する各首長の連絡会議が16日、徳島市であった。内藤佐和子・徳島市長は地元住民との意見交換会に臨むため、環境影響評価などの業務を一時中断する方針を説明。各首長が了承した。
広域ごみ処理施設は徳島市が主体となって施設を整備し、5市町が業務を委託する方式で合意している。現在の計画は、燃やせるごみや災害廃棄物などを焼却できる「熱回収施設」のほか、燃やせないごみや粗大ごみを扱う「リサイクルセンター」などを整備し、2027年度に供用開始予定。建設候補地を徳島市飯谷町としている。一方、地元住民からは環境への影響を懸念する声が出ている。
内藤市長は今春の市長選で、計画について「スケジュールをいったん凍結し、地元住民の声を聞いた上で判断する」と公約に掲げており、今月23～25日に地元住民との意見交換会を開催することを決めた。
16日の会議は冒頭のみ公開さ…
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徳島）徳島市の広域ごみ施設計画、中断し対話へ - 朝日新聞社
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