海岸の漂着ごみが深刻な長崎県の対馬市で海岸を清掃するイベントが行われ、アメリカや韓国の駐日大使が参加しました。
韓国との国境に位置し、九州の最北端にある長崎県の離島・対馬は、対馬海流が日本海に流れ込む入り口に位置することや秋から冬にかけて強い季節風が吹くことから、全国で最も漂着ごみがたまりやすい場所とされています。
このため、いずれも福岡にあるアメリカと韓国の総領事館と地元の対馬市は、ことし10月から漂着ゴミの問題に共同して取り組んでいて、3日は対馬市の海岸で清掃活動が行われました。
イベントにはアメリカのエマニュエル駐日大使や韓国のユン・ドンミン駐日大使が参加し、はじめに地元の市民団体から漂着ゴミの現状などについて説明を受けました。
続いて、大使らはおよそ10分間、海岸に落ちているペットボトルやポリタンクなどのごみを拾って歩きました。
アメリカのエマニュエル駐日大使は、「自然を保護し環境を守るのは私たちみんなの責任だ。日本とアメリカ、韓国が協力してこの問題に取り組むのは、意味のあることだ」と話していました。
また、韓国のユン・ドンミン駐日大使は、「実際に対馬に来たら、想像以上にたくさんのごみが流れ着いていてびっくりした。次世代のためにも力を合わせてこの問題に取り組みたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 日韓の駐日大使 漂着ごみが深刻な対馬の海岸で清掃活動|NHK 長崎県のニュース - nhk.or.jp )
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