北海道の鈴木直道知事は、朝日新聞の年末インタビューに応じた。原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定をめぐり寿都町、神恵内村で進む文献調査については、次の段階である概要調査への移行に反対する考えを改めて示した。
鈴木知事は「文献調査から概要調査に移行する場合は、反対の意見を申し上げる考えに変わりはありません」と述べる。
寿都町、神恵内村では学術論文などから活断層の存在などを調べる文献調査が進められてきた。近く調査報告書がまとまる見通しで、ボーリング調査などで地層の変動や、活断層、地下水の地下施設への影響などを調べる概要調査に移る前には、知事の意見も聴くことになっている。
鈴木知事は、これまで一貫して移行に反対する考えを示してきた。ただ、報告書が届き、最終的に意見を述べる際には、「道議会だとか、市町村だとか、道民のみなさんの意見を踏まえて対応していくことになる」と含みを持たせた。
概要調査へ移行する前には…
からの記事と詳細 ( 核のごみ問題 北海道の鈴木知事、概要調査への移行に反対変わらず [北海道]:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル )
https://ift.tt/7BUY0mL
No comments:
Post a Comment