12日、高校生によるごみ拾い日本一を決める大会「スポGOMI甲子園2023」が開かれた。全国から予選を勝ち抜いた40チームが東京に集結した。
■ごみ拾い日本一をかけた戦いに密着
12日、都内で開催された今回で5回目を迎える「スポGOMI甲子園2023」。「スポGOMI」とは、ごみ拾いをスポーツと融合させた競技だ。
今年は全国40道府県でおよそ800チームが参加し、各地区の予選を勝ち抜いた40チームの高校生たちが集結した。
野球のユニホーム姿で参加したのは、今年の夏の甲子園に秋田県代表として出場したノースアジア大学明桜高等学校の野球部3人。
秋田県代表「明桜K.S.H」:「“甲子園”なのでユニホームは公式戦だと思って」「(Q.意気込みは?)秋田で応援している監督さんにごみをたくさん持っていきます」
優勝候補は、前回大会優勝の埼玉県立川口工業高等学校。
埼玉県代表「クリーンクリーン」:「先輩方も優勝しているので、2連覇していい報告ができるように頑張りたいと思います」
そして、広島県大会を勝ち上がったのは広島大学附属高等学校で、大下容子アナウンサーの母校だ。チーム名は「ポニテ清掃娘」。
広島県代表「ポニテ清掃娘」 竹本愛子さん(15):「ユネスコ班っていう部活が一緒で、仲いい3人で集まりました」
広島県代表「ポニテ清掃娘」 常藤結愛さん(16):「楽しんで優勝を狙います」
そしていよいよ、ごみ拾い日本一をかけた戦いの火蓋が切られた。
■広島大附属 2.2キロのごみ拾い
今回、ごみ拾いが行われるエリアは千葉大学墨田サテライトキャンパスからおよそ1.5キロ圏内だ。
「走ることは禁止」「交通ルールを守る」「私有地には入らない」など21の注意事項を守り、制限時間45分で拾ったごみの量と質のポイントで競う。
初出場で初優勝を目指す広島大附属「ポニテ清掃娘」。
広島県代表「ポニテ清掃娘」:「きれいだね、困った。良いことなんだけど…」「(ごみが)ないぞ、ないぞ。全然ないぞ」
順調な滑り出しを見せたのは、優勝候補の川口工業高校。植え込みにあるごみを狙う作戦に出る。川沿いにある植え込みでも、大量のペットボトルの回収に成功!
埼玉県代表「クリーンクリーン」:「(Q.手応えあるんじゃないですか?)そうですね」
一方、時間が経過するなか、巻き返しをはかりたい広島大学附属高校は…。
広島県代表「ポニテ清掃娘」:「(たばこの)吸い殻発見」
環境への負荷が大きいため、たばこの吸い殻のポイントは燃えるごみの5倍となっている。
広島県代表「ポニテ清掃娘」:「あと9分」「めちゃ短い」「帰ろう」「道が分からない」
あっという間に45分が経過。ゴール地点には、競技を終えた高校生たちが続々と戻ってきた。
広島大学附属高校は2.2キロのごみを拾った。
■40チームが拾ったごみの量は383キロ
いよいよ結果発表。ごみ拾い日本一の座に輝いたのは…。
司会者:「大分県代表の『東名選抜Ver.2.0』さんです」
野球部3人組の秋田県代表・明桜高校は2位。優勝候補・埼玉県代表の川口工業高校は3位。そして、広島県代表の広島大学附属高校は40チーム中39位の結果となった。
今回、40チームが拾ったごみの量は383キロ。これだけのごみが半径1.5キロ圏内に落ちていたのだ。
広島県代表「ポニテ清掃娘」 竹本さん:「自分がこういう形で全国大会に来るってなって、意識する機会が増えて、ごみに対する意識が高まったと思います」
■海外でも人気が高まる「スポGOMI」
ごみ拾いにスポーツの要素を加え、競技化した「スポGOMI」。その注目度は年々高まっている。
「スポGOMI」は2008年に始まり、当初は参加者わずか153人だった。
その後、地域社会貢献への取り組みという点で注目を浴び、これまでの総参加者数は延べ14万人以上で、集めたごみの総量は、およそ156トンにも上っている。
そして今や「スポGOMI」は海外の都市でも競技が開催されるようになったということだ。
■スポGOMI発案者“海洋ごみ問題を解決したい”
なぜ「スポGOMI」を発案したのか。発案者で日本スポGOMI連盟代表の馬見塚健一さんは海洋ごみの問題を解決したいという思いがあったそうだ。
馬見塚さんは「海洋ごみのおよそ8割は陸から海に流れ出る。『スポGOMI』が海洋ごみの問題を自分のこととして、『これ以上、海にごみを出さない』という社会全体の意識を向上させていく手助けになってほしい」と話している。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年11月13日放送分より)
からの記事と詳細 ( ごみ拾い日本一決める「スポGOMI甲子園」 全国から40チーム集結[2023/11/13 15:52] - テレビ朝日 )
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