海洋保全に取り組む伊東市の社団法人「サバーソニック&アジロックフェスティバル」がこのほど、修学旅行で沼津市を訪れていた滋賀県彦根市の彦根東中3年生62人を対象に海の大切さを学ぶ教室を、沼津市の千本プラザで開いた。
同法人が子どもたちに海洋資源に貢献するきっかけを育んでもらう「鯔(ボラ)ンティアツーリズム」の一環。加藤龍副代表(47)=伊豆の国市=が海のごみ問題などを説明した。生徒は無数のちりめんじゃこの中からタコやエビを見つけるキットを使用し、生物多様性を学んだ。
加藤副代表は「2050年には海のプラスチックごみの量が世界中の魚の重量を超えると言われている。子どものうちから海について学んでほしい」と話した。
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