東京都多摩市は、ごみ出しが困難な高齢者ら向けに、収集日でなくても出せる「ごみ出しサポート事業」を始めた。
市によると、一人暮らしや要介護認定を受けた高齢者の世帯が増え、中にはごみを集積場に運べない人もいる。別居している親族やヘルパーらが収集日の朝に高齢者の自宅を訪れ、代わりにごみを出す必要があり、介助する人の負担になっていた。
このため、自力でごみ出しが難しい世帯は、市に申請して「ごみ出しサポートシール」を自分で用意したごみ容器に貼れば、いつでも集積場にごみを出せるようにした。回収は通常の収集日に実施する。
対象は、介護保険の要介護認定などを受けた六十五歳以上や、身体障害者手帳を交付されている人のみの世帯など。本人でなくても親族やヘルパーが申請できる。(宮本隆康)
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