兵庫県尼崎市は、新ごみ処理施設整備のうち、クリーンセンター第1工場跡地(大高洲町8、約2.5ha)の整備事業者を2023年4月に募集する予定だ。DBO(設計・建設・運営)方式を採用し、25年度から実施設計や建設工事に着手、31年度の供用開始を目指す。
事業では、25年度に機能廃止する第1工場の跡地に焼却施設とリサイクル施設、し尿処理センターを集約した施設を建設する。4日に公表した都市計画変更素案によると、新焼却施設の処理能力は日量447t、リサイクル施設は5時間当たり55t、し尿施設は日量19キロリットル。
新ごみ処理施設の供用開始後、第2工場(東海岸町16)と資源リサイクルセンター(東海岸町23)、現し尿施設(大高洲町8)の運用を終了する。
クリーンセンターではこのほか、第3工場(大高洲町2、約1.0ha)の既存施設を解体し、大高洲庁舎と収集車車庫を新築・移転、受け入れヤードも整備する計画だ。解体を含む施設整備費には約523億円を想定している。
第3工場跡地の整備は、DB(設計施工一括)方式で鴻池組が担当する。22、23年度に既存施設の解体設計と撤去工事、新施設の設計を進め、24年度には新施設の建設工事に着手する。整備する施設は、大高洲庁舎にかわる清掃事務所(S造3階建て延べ1507㎡)、収集車車庫棟(2棟総延べ569㎡)、自己搬入受け入れヤード、計量受付棟、計量機棟など。
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