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Monday, June 27, 2022

ごみ排出量 最少30万2525トン - 読売新聞オンライン

 県内で家庭や飲食店などから出たごみ(一般廃棄物)の排出量は、2020年度は30万2525トンで、統計を取り始めた1998年度以降、最少だったことが県のまとめでわかった。県は、コロナ禍で飲食店の休業や時短営業が増え、食品ロスが減ったことが要因とみている。

 2020年度の一般廃棄物について、県民1人あたりの1日の排出量は前年度比18グラム減の850グラム。リサイクル率は同1・1ポイント増の19・3%となった。最終処分量は同1000トン減の約3万トンで、15年度に策定した目標値に到達した。

 種別で見ると、飲食店や企業から出る事業系ごみは前年度比7・5%減の9万3858トン。家庭からの生活系ごみは同0・4%減の20万7230トンとなった。

 県廃棄物対策課は、25年度までに総排出量28万トン以下、リサイクル率24%、最終処分量2・6万トン以下とする目標を設定。「不要な物は買わず、分別をきちんと行い、ごみを減らしたり再利用したりする工夫を行ってほしい」と呼びかけている。

 一方、工場などから出る廃油や廃プラスチックなどの産業廃棄物の排出量は、20年度は前年度比2・9%減の237万8000トン。リサイクル率は同0・1ポイント増の71・1%。最終処分量は同2・8万トン減の14・4万トンだった。

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