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Friday, June 17, 2022

岐阜プラスチック、家庭のプラごみ 生ごみ用バケツに - 日本経済新聞

岐阜プラスチック工業が家庭のプラごみから再生した生ごみ容器

岐阜プラスチック工業(岐阜市)は一般ゴミとして家庭から出るおもちゃや文具、日用品などのプラスチック製品を仕分け、粉砕して再生した生ごみ用バケツを開発した。容器包装リサイクル法(容リ法)の対象でない玩具といった家庭ごみを回収・リサイクルして製品に生まれ変わらせるのは全国でまだ珍しいという。

家庭ゴミのプラスチックをポリプロピレン(PP)やポリスチレン(PS)といった材料ごとに分別する仕組みを作った福岡県大木町や周辺自治体で、今夏をめどにリサイクル品の供給を始める。プラごみのなかからPPを仕分けて、自動車部品のリサイクルなどを手掛ける会社いその(名古屋市)が粉砕、洗浄、材料配合を担当。岐阜プラスチックが生ごみ容器となるバケツに成形する。

家庭ゴミはプラスチックの種類分別が難しく、容リ法の対象以外は焼却などされるのが一般的だったが、大木町は専門業者が細かく仕分けて、リサイクルできるようになった。バケツは住民に有償で提供する。まず月1000個ほどを生産する。岐阜プラスチックは今後、ほかの市町村へも同様のリサイクルを働きかける。

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