突然ですが、みなさんは週に何枚くらいごみ袋使っていますか？全然、意識してないよという方も多いと思いますが、このごみ袋について全国の一部地域ではこんなことが起きているんです。
「ごみ袋の供給不足」。これなぜかというと新型コロナウイルスの影響なんです。自治体指定のごみ袋を作っている海外の工場、特に中国・上海に多く工場があるそうです。新型コロナウイルスの影響でこの上海がロックダウン。生産が滞ってしまったということです。では宮城県内はどうなのか？仙台市の状況を取材しました。
堤勇高 アナウンサー
「こちらのスーパーではレジの向かいに仙台市指定のごみ袋が用意されています。大中小とすべてのサイズで品薄という状態ではなさそうです」
仙台市若林区のスーパーマーケットです。このスーパーでは仙台市指定のごみ袋を月におよそ１６００点仕入れ、１２００点ほどが売れるということです。担当者によりますと、現在のところ仙台市から納品されるごみ袋の数や納品のスピードに変化はないということです。私たちの生活に欠かせないごみ袋。買い物中の方にお話を伺うと…。
買い物客
「ごみ袋品薄！？知りませんでした。ごみっていやっていうほど出てくるから、それを入れるものがなくなったら、裸で出すわけにもいかないもんね」
「知らない。市や県でしっかり今から対策練っていただいて、品薄にならないようにお願いしたいです」
上海のロックダウンの影響で、全国の一部の自治体で指定のごみ袋が品薄になる事態が起きていて、広島県の東広島市では透明や半透明であれば、指定のごみ袋でなくてもごみを出せるようにしました。
仙台市の状況はどうなっているのか…担当課に伺いました。
仙台市 家庭ごみ減量課 向井晃之 課長
「仙台市においては指定ごみ袋品薄の状態は発生しておりません。コロナの影響で若干の納期遅れも出ており、若干、在庫数量は落ちていますけれども、いまのところ２カ月から３カ月分の在庫がございます」
仙台市によりますと市民の生活にその影響が及ぶことはないということです。また、複数の業者を通じて半年分まで在庫を増やせるよう調整を行っているということです。
仙台市 家庭ごみ減量課 向井晃之 課長
「通常通りの家庭ごみの出し方、家庭用ごみ袋の使い方をしていただければ問題なくゴミを出していただくことが可能ですので、ご安心いただければと思います」
からの記事と詳細 ( 宮城県は大丈夫？全国の一部地域でごみ袋が品薄に 仙台市の状況は？ 上海がロックダウンで供給不足 - FNNプライムオンライン )
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