
宇部市の中学校では、JAXA=宇宙航空研究開発機構の職員らによる特別授業が行われ、生徒たちは、使用できなくなった人工衛星などの「宇宙ごみ」のリスクや解決策を学びました。
宇部市では、子どもたちに宇宙や科学に興味を持ってもらおうと、JAXAと協力して6年前から市内各地の中学校で特別授業を行っています。
宇部市の東岐波中学校にはJAXAの職員と、宇宙ごみの削減に取り組む東京のベンチャー企業の技術者が招かれ、全校生徒およそ300人に体育館で講演会が開かれました。
この中で2人は、役目を終えた人工衛星や、打ち上げられたロケットの一部が「宇宙ごみ」となっていることや、宇宙ごみが無数に地球の周りを高速で漂流し、ほかの人工衛星と衝突するなど国際的な問題になっていることを紹介しました。
その上で、問題を解決するには、各国がルールを整備することや、宇宙ごみの除去をビジネスとして確立することが必要だと訴えました。
中学3年の男子生徒は、「宇宙がすごく身近に感じられ楽しかったです。働いている人の生の声や体験が聞けてよかった」と話していました。
からの記事と詳細 ( 中学生が「宇宙ごみ」について学ぶ特別授業 宇部市|NHK 山口県のニュース - NHK NEWS WEB )
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