
毎日のように出る生ごみは、ごみ袋に入れて処分する人も多いでしょう。ただそうすると、においやコバエなどが気になることもあります。 その際、生ごみをすぐに処理できる「生ごみ処理機」を取り入れることで不快感を解消できることも。そこで今回は、家庭でも使いやすいおすすめの生ごみ処理機を紹介します。
生ごみ処理機の種類は?
「生ごみ処理機」は、処理方法により種類が異なります。1つは「コンポスト式(バイオ式)」です。 家庭菜園やガーデニングをしている人に向いている方法で、生ごみに基材を混ぜることで、微生物が生ごみを分解する仕組みです。ほとんどの場合屋外で使用し、処理後のごみを比較的早く肥料にすることができます。 2つ目は「乾燥式」です。熱源や風で生ごみの水分を蒸発する仕組みで、乾燥後はごみとして捨てることができます。乾燥することで、水分だけではなくにおいも減少するので、キッチンのにおい問題を解消します。 3つ目は「ハイブリッド式」です。生ごみの表面の水分を送風乾燥で飛ばし、微生物が働きやすい水分を維持します。その後微生物で生ごみを分解する仕組みです。その他、生ごみを破砕する「粉砕式」などがあります(出典:一般社団法人日本電機工業会)。
処理容量を確認!
生ごみ処理機は、生ごみをいくらでも処理できるわけではありません。処理能力は要チェックです。 一人暮らしなら、容量は1kg程度であれば十分でしょう。家族が多くなると、1.5〜2kg程度必要な場合もあります。生活スタイルによって処理容量を決めましょう。
助成金対象の商品もある
自治体により、生ごみ処理機の購入に対して助成金制度がある場合があります。 すべての自治体が行っているわけではないので、住んでいる地域の制度を確認してみましょう。事前申請が必要だったり生ごみ処理機の種類が決まっていたりすることもありますが、安く購入できるチャンスなので要チェックです。
「生ごみ処理機」おすすめ5選
「iFデザインアワード2020」を受賞 島産業「家庭用生ごみ減量乾燥機 パリパリキュー(Paris Paris Cue)」 島産業の「家庭用生ごみ減量乾燥機 パリパリキュー(Paris Paris Cue)」は、デザイン界の「オスカー賞」とも称される「iFデザインアワード2020」を受賞するほどデザイン性に優れた生ごみ処理機です。 乾燥処理をした生ごみが枯葉のようにパリパリになり、体積は5分の1まで小さくなります。乾燥するのでにおいやコバエの発生も抑えることができ、室内に置いても問題ありません。 生ごみをいれるバスケットは約2.8Lなので、大家族でも対応可能です。温風で乾燥するため分別をする必要はなく、例えばかたい骨や貝殻、つま楊枝などが入っても故障する心配がありません。脱臭フィルターは、約4~9カ月に1度の交換が必要になります。 サイズは23(幅)×27(高さ)×27(奥行)cmで、重さは約4.1kgあります。価格は3万5000円前後です。 生ごみの体積を5分の1に 島産業「生ごみ減量乾燥機 パリパリキューブライトアルファ」 島産業の「生ごみ減量乾燥機 パリパリキューブライトアルファ」は円柱の形をしていて、見た目がかわいい生ごみ処理機です。 内部の専用バスケットに水切りネットを入れれば、そのまま三角コーナー代わりに使えます。生ごみがたまったらそのままバスケットを処理容器にセットできるので、生ごみに触れることなく処理ができます。 処理量は通常モードで最大約700g(約2L)です。温風だけで乾燥させるため、音が静かなのも特徴の1つ。生ごみの体積を5分の1まで減らすことができるのもうれしいポイントです。 サイズは約21.5(最大直径)×高さ28.3(高さ)cmです。価格は2万4000円前後となっています。 においが気になる人に 伝然「室内用生ゴミ処理機 ナクスル(NAXLU)」 伝然の「室内用生ゴミ処理機 ナクスル(NAXLU)」は、悪臭成分を99.84%カットするハイブリッド脱臭システムを搭載しています。また操作方法も簡単で、ふたを開けて捨てるだけです。バイオ剤を正しく使用することで、半永久的に使用できるのも大きな魅力でしょう。 最大投入量は、1日当たり1.0~1.5kg。人が食べて消化できるものであれば投入可能となっています。サイズは38.5(幅)×58(高さ)×43(奥行)cm。価格は11万円前後です(一時的に在庫切れとなっています。Amazonの発売予定日は11月24日です)。 高コスパ! アイリスオーヤマ「エココンポスト EX-101」 アイリスオーヤマの「エココンポスト EX-101」は、生ごみを簡単に処理・減量し、堆肥も作ることができるコンポストです。 本体が黒色なので太陽の熱を吸収し、熱をため、コンポスト内の温度を平均4度上昇させます。これにより発酵スピードを速めます。サイズは約60(幅)×52.2(高さ)×60(奥行)cm、価格は5000円前後です。 大容量! LR.store「有機堆肥を作るコンポスター」 LR.storeの「有機堆肥を作るコンポスター」は、欧米や北米、オーストラリアなどのホームセンターでよく売られている人気商品です。 上部にふたが付いており、そこから生ごみを入れることで堆肥を作り、下の口から簡単に取り出すことができます。容量は250Lと非常に大きいですが、上下別に使うこともできるので使用方法を工夫することができます。 サイズは、60.7(幅)×82.5(高さ)×60.5(奥行)cmです。リサイクル素材から作られたプラスチック製となっています。価格は1万円前後です。
Fav-Log by ITmedia
からの記事と詳細 ( 「生ごみ処理機」優秀製品5選 悪臭を99%カット&高い静音性など機能性 な製品多数【2021年11月版】(Fav-Log by ITmedia) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/3DbnhGy
No comments:
Post a Comment