槌子町会が加入世帯にごみ袋配布 by 陸奥新報 - 陸奥新報

　弘前市の槌子町会（高久由里子町会長）は、同町会加入世帯に対し、市町会連合会指定のごみ袋を配布している。新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年も町会主要事業の中止が相次いだことから、事業費を活用して還元品として配布することを決めた。
　昨年は中止となった事業費などを活用して、品薄傾向にあったマスクを全世帯に配布した。今年は、各家庭の必需品であるごみ袋の配布を決定。緑色袋（３０枚入り）２袋とリサイクル用透明袋（２０枚入り）１袋を各世帯に配布している。
　配布初日の８日は高久町会長らが各世帯を訪れ、笹重幸さん宅では「ごみ分別をしっかり行い、有効に活用してほしい」とごみ袋を手渡した。笹さんは「大変ありがたい。日々使うものなので助かります」と感謝し「来年はコロナが収束し、祭りなどができるようになればいい」と願った。
　ごみ袋は２０日ごろまでに同町会加入の全世帯に配布される。

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