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Tuesday, August 31, 2021

コーティング車も洗車が必要!効果を持続させる正しい方法とNGな行為|車検や修理の情報満載グーネットピット - Goo-net(グーネット)

コーティング[2021.08.31 UP]

コーティング車も洗車が必要!効果を持続させる正しい方法とNGな行為

「コーティングをしているならば、汚れがつかないのでは?」「コーティング後の洗車は必要?」と疑問を抱いている方も多いでしょう。

コーティングには、メンテナンス時間を短縮できるという魅力がありますが、洗車をしないのはNGです。コーティング剤の効果をキープするには、手洗いによる定期的な洗車が欠かせません。

そこで今回は、コーティング車に洗車が必要な理由をはじめ、適切な洗い方をご紹介します。洗車時間が確保できない方に向けた解決策も解説するので、ぜひ参考にしてください。

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ワックス・洗車

コーティング車も洗車は必要!

コーティング車も洗車は必要!

コーティングには、見た目を美しく保つだけではなく、被膜を作り直接車に汚れが付着するのを防ぐ効果もありますが、汚れが100%付着しないとは限りません。高いコーティング剤を使っても、ホコリや泥、鳥の糞などの汚れは付着します。

特に鳥の糞は、コーティングに付着すると被膜が酸化し、徐々に劣化してしまうので放置するのは危険です。本来の効果を長くキープするためにも、洗車の頻度は減らさず、汚れに気付いた段階で素早く落としましょう。

コーティング車に適した洗車方法は?

コーティング車に適した洗車方法は?

洗車方法には、大きく分けて「洗剤あり・手洗い」、「洗剤なし・手洗い」、「自動洗車機」の3つがあります。

コーティングした車は汚れが落ちやすくなっているので、簡単な汚れであれば水洗いでも十分です。ただし、すべてに対し「水洗いすればOK」とは言い切れないので、洗車方法は状況に応じて使い分けましょう。

おすすめ度:★★★「洗剤あり・手洗い」

汚れの落ち具合や洗車傷のリスクを考えると、コーティング車の洗車は洗剤を使った手洗いがおすすめです。特に泥、鳥の糞、虫の死骸などが付着している場合は、洗剤が欠かせません。

また、洗剤を使うと滑りが良くなるので、ボディとスポンジの摩擦を減らせるメリットもあります。

ただし、洗剤のすすぎ残しがあると、水分の蒸発とともにシミ汚れが残るので注意してください。

おすすめ度:★★☆「洗剤なし・手洗い」

「洗車の頻度が多い」「目立った汚れがない」という場合は、洗剤を使わない水洗いがおすすめです。

コーティング剤によって汚れ落ちに差はありますが、マイクロファイバータオルを駆使すれば、洗車傷を付けずに済みます。洗剤のすすぎ残しによるリスクも発生しないため、「洗剤あり」と比べて手入れが一段と楽になるでしょう。

おすすめ度:★☆☆「自動洗車機」

自動洗車機の使用は、基本的におすすめできません。なぜなら、自動洗車機のブラシが前の車の小石や汚れを巻き込み、それがコーティングの被膜を傷付けるというリスクがあるからです。被膜が傷付くと、コーティングで引き出した艶はもちろん、撥水や劣化を防ぐ効果が低下します。

ただし、定期的な洗車が難しい場合は例外です。コーティング剤は汚れを長期間放置してもダメージを受けるため、「洗車しないよりは、自動洗車機を使用したほうが良い」といえるでしょう。

とはいえ、コーティング剤は決して安いものではないので、できるだけ手洗いを優先することをおすすめします。

コーティング車の正しい洗車頻度・タイミング

コーティング車の正しい洗車頻度・タイミング

コーティング車には定期的な洗車が必要ですが、施工からの経過時間・車の色・駐車環境・天候によって適切なタイミングが異なります。「いつ洗車したら良いのかわからない」と悩んでいる方は、下記の目安を参考にしてください。

施工後1ヵ月間は最低でも「水洗い」に留める

コーティング後、約1ヵ月は洗車を避けましょう。万が一、雨水や汚れが付着した場合は、洗剤を使わずに水洗いしてください。

なぜなら、コーティングが完全に硬化するまでに約1ヵ月かかるからです。完全硬化までに洗車すると、性能が低下してしまいます。コーティング剤を誤って剥がし落とさないためにも、時間を空けてから洗車しましょう。

ただし、熱乾燥を施すと硬化時間を早められるため、時間を空けずに洗車が可能です。その場合は、施工担当者の指示にしたがって洗車することをおすすめします。

車の色・駐車場所に応じて週1~月1置きに洗う

駐車環境や車の色によって、汚れの付着具合は変わってくるため、洗車回数も異なります。
以下に、駐車環境や車の色における洗車の目安回数をまとめたので、ぜひ参考にしてください。

駐車環境・車の色 洗車の目安回数
屋外駐車・濃色 週1回
屋外駐車・淡色 月2回
屋内駐車・濃色 月2回
屋内駐車・淡色 月1回

屋外駐車は屋内よりも汚れの付着頻度が高く、黒や青、赤、紺といった濃色系の車は汚れが目立ちやすいため、こまめな洗車を心がけましょう。

コーティングの性能を損なわないためにも、汚れの焼き付きやシミが発生する前に洗車するのが理想的です。

晴天の日中よりも涼しい朝夕がおすすめ

洗車は、太陽光が弱くなる朝方・夕方・くもりの日に行なうのがおすすめです。日差しが強すぎると拭き上げる前に水滴が乾き、キッチンやお風呂などでよく見る白い水垢として残ってしまう可能性があります。

乾く前にしっかりと拭き上げるためにも、日差しの強い時間帯は避けて洗車するのがベストです。

コーティング車の洗車に必要な道具の選び方

コーティング車の洗車に必要な道具の選び方

コーティング車の洗車に必要な道具は、おもにカーシャンプー、洗車用スポンジ、クロスの3つです。それぞれ形や素材が豊富なので、どのようなものがコーティング車に適しているのか見ていきましょう。

1:カーシャンプー(洗剤)

中性洗剤 コーティング車に適した洗剤(おすすめ)
弱アルカリ性洗剤 油汚れに最適
弱酸性洗剤 酸性雨によるシミに最適

ホコリや簡単な汚れを落とす程度なら、中性洗剤がおすすめです。コーティングへの影響が気になるかもしれませんが、油汚れや酸性雨によるシミなど、特殊な汚れは弱アルカリ性・弱酸性の洗剤が適しています。汚れ具合に応じて使い分けるのがベストです。

ただし、撥水剤入りのカーシャンプーの使用は避けましょう。かえって、被膜に悪影響をおよぼす恐れがあります。

2:洗車用スポンジ

洗車用スポンジは、大きくてやわらかいウレタン素材のものがおすすめです。「やわらかいスポンジであれば何でも良い」と思われるかもしれませんが、スポンジの選び方を意識するだけで洗車傷を減らせます。

例えば、同じウレタンスポンジでも、凸凹がないタイプだとボディに付着した細かい砂利が逃げ場を失い、傷が付きやすくなります。摩擦を減らす泡立ちの良さにも影響するので、ぜひ凸凹があるウレタンスポンジを選択してみてください。

そして、タイヤなどの足回りとボディでは、スポンジを分けるようにしましょう。共有すると、足回りの頑固な油汚れや小石などがボディに付着してしまいます。

3:拭き上げ用クロス

拭き上げ用クロスは、やわらかく吸収力のあるマイクロファイバークロスがおすすめです。「どうせ汚れるなら」と古布やタオルを使いたくなるかもしれませんが、硬い繊維がボディを傷付ける恐れがあります。

吸収力のあるクロスとして人工セーム革も人気ですが、滑らせにくく扱いが難しいため、あまりおすすめしません。

コーティング車のセルフ洗車の正しい方法

コーティング車のセルフ洗車の正しい方法

コーティング車のボディを傷付けず、効果の持続性をキープする洗車方法をご紹介します。

step1:タイヤ・ホイールを洗浄

洗車は、汚れの付着が多い足回りから洗うのが基本です。このとき、車全体に水をかけないように注意しましょう。タイヤやホイールを洗っている最中にボディの水滴が乾き、頑固なシミ汚れが残る恐れがあります。

また、走行直後のタイヤやホイールは熱を帯びています。水垢を防ぐためにも、水で冷ましてから取りかかるのがおすすめです。

step2:ボディの汚れを水で流す

使っているコーティング剤によって異なりますが、コーティング車は未施工車よりも汚れが落ちやすくなっています。ボディを洗うときは、砂やホコリなどの簡単な汚れを水で落としましょう。

細かい汚れが付着したままスポンジでこすると、洗っている最中に傷が付いてしまうので注意してください。

step3:水を含んだスポンジで汚れを落とす

しつこい汚れが付着していない場合は、たっぷりと水を含ませたスポンジで軽くこすります。強くこすると傷の原因となってしまうので、水だけで落ちない汚れは無理に落とさず、洗剤を使いましょう。

step4:たっぷりの泡で洗う

洗剤を使って汚れを落とすときは、洗剤を直接塗り込まずに泡立ててから使いましょう。スポンジで泡立てるのではなく、バケツに水と洗剤を入れて泡立てるのがおすすめです。

スポンジで泡をすくったあとは、泡をクッションにしながら優しく素早く洗います。このとき、下から上ではなく、上から下を意識するのがポイントです。

step5:車内外の水分を素早く拭き上げる

すすぎ残しがないよう、十分な水で泡を流しましょう。水で流したあとは、クロスで素早く水滴を拭き上げます。時間をかけていると水垢やシミが発生してしまうので、丁寧かつスピーディーに仕上げることが大切です。

また、ドアの内側に侵入した水滴を見落としやすいので、トランクも含め内部の確認も徹底しましょう。

コーティング車の洗車後にワックスはNG?

コーティング車の洗車後にワックスはNG?

洗車できれいになると、ついでにワックスを施したくなるかもしれませんが、基本的にコーティングを施した車には必要ありません。

固形ワックスを使ってしまうと、紫外線や熱ダメージを受けやすくなります。その他に、排気ガス、花粉、ホコリなどの汚れを吸着しやすくなり、コーティング剤が本来の効果を発揮できなくなってしまうからです。

ただし、液体ワックスの場合は賛否両論あります。固形ワックスと同様に良くないという意見もあれば、傷埋めやコーティング被膜の保護になるという意見も聞かれます。

使っているコーティング剤との相性もあるので、不安な方は安易に併用せず、プロの業者に相談しましょう。

コーティング車を洗車するときの注意点3つ

コーティング車を洗車するときの注意点3つ

コーティング車の洗車には3つの注意点があるため、洗車前に一度確認しておくと安心です。

水道水は乾く前に拭き上げる

水道水には、水垢の要因となる成分(カルキ、塩素、カルシウムなど)が含まれています。拭き上げ前に乾くと固着し、簡単には落とせなくなってしまうので注意しましょう。

水垢専用のカーシャンプーもあるので、すでに落とせなくなってしまった場合は使用を検討してみてください。

洗車に井戸水は使わない

洗車に井戸水を使用するのは避けましょう。井戸水は、水垢の原因となるカルシウムを水道水以上に含んでいます。ボディに付着した井戸水が乾くと、一般的なカーシャンプーでは取れない頑固な汚れへと変化するため危険です。

コイン洗車場でも井戸水を使っている場所があるので、利用時は十分に注意しましょう。

汚れが付着したら放置せず洗車する

コーティング剤を使用していても、汚れは放置せず必ず洗い落としてください。汚れが酸化すると塗装面に浸透し、コーティング剤の劣化を促してしまいます。気付いたタイミングで、できるだけ早く除去しましょう。

洗車時間がない人はプロに依頼するのもおすすめ!

洗車時間がない人はプロに依頼するのもおすすめ!

コーティング剤を使った車は洗車時間が短く、メンテナンスが比較的簡単です。しかし、「洗車スペースの確保が難しい」「洗車する時間が確保できない」など、さまざまな理由から洗車頻度が少なくなってしまうケースもあるでしょう。

自分で洗車することが難しい場合は、専門業者に依頼するのもおすすめです。ガソリンスタンドやカー用品店などでも、気軽に洗車を依頼できます。相場も1,000円台後半~4,000円とリーズナブルなので、ぜひ検討してみてください。

業者選びに悩んでいる方は、グーネットピットがサポートします。全国各地の洗車業者から近くの店舗を絞り込めるので、ぜひご活用ください。

https://www.goo-net.com/pit/

まとめ

汚れや傷を予防できるコーティング剤を使っていても、基本のメンテナンスとして洗車は必要です。洗車時間は短くなったとしても、コーティング剤を使う前と同じ頻度で洗車しましょう。

セルフ洗車では、「優しく、丁寧に、スピーディーに」が大切なポイントです。簡単な汚れであれば水洗いで落とせるので、小まめに流しておくとメンテナンス時間を削減できます。

洗車時間の確保が難しいときは、思い切って業者に依頼するのもおすすめです。汚れは決して放置せず、ライフスタイルに適した方法できれいな状態をキープしましょう。

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