新型コロナの影響で訪れる人が増えているキャンプ場で、ごみの投棄や水難事故を防ごうと、和歌山県で警察がバーベキューや水遊びのレジャー客に、マナーの順守や注意を呼びかけました。
呼びかけは１１日、和歌山県紀美野町にあるキャンプ場で、警察官９人が行いました。
キャンプ場を訪れる人は新型コロナの影響を受けて急増していますが、近くの河川敷には紙皿や食べ残しを捨てていく人が多く、中には使った道具をそのまま置いていく人もいて、地元で問題になっています。
警察官らは、「ゴミはきちんと持ち帰りましょう」などと書かれたポスターを配り、キャンプ客ひとりひとりに声をかけてまわりました。
また和歌山県内の川や海などではすでに、去年の同じ時期よりも９件多い１８件の水難事故が起きていて、警察官は川遊びの危険についても注意を呼びかけていました。
和歌山県警察本部地域指導課の森田清幹 次席は、「レジャー客による水難事故やごみの投棄が懸念されます。ルールやマナーを守って自然を楽しんでほしい」と話していました。
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