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Sunday, March 28, 2021

廃校で漂着ごみアート展 島根大生と地域おこし隊 - 朝日新聞デジタル

 海岸に流れ着いたごみを通して環境について考えてもらおうと、島根大学生と地域おこし協力隊員が28日、廃校になった松江市島根町野波の旧野波小学校を舞台に環境問題を啓発するイベント「Happiness on palette」を開催した。4月3日も同じ場所で開かれる。

 主催したのは大学生5人と市の地域おこし協力隊員・井上香織さん(33)主宰の団体「しまねLINK」。旧島根町を活動範囲にして海岸の漂着ごみを回収したり、小中学校で環境についての授業をしたりしている。

 同校は2005年に廃校になった。校舎3階と体育館では、学生たちが漂着ごみで作ったアート展示や海洋プラスチックやSDGs(持続可能な開発目標)の解説、漂着ごみからアクセサリーを作る体験ブースを展開した。島大生の滝宮暢斗さん(21)は「島根町の海は本当にきれい。ごみを拾うことで、少しでも環境を変えることができると知ってほしい」と話した。

 会場には卒業生も多く訪れ、懐かしい教室を回っていた。貴谷麻以さん(61)は「思いのこもった作品がとてもよかった。ごみもアートにすれば残す価値があるということにびっくりした」と話した。(榊原織和)

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