Weber-Stephen Products Japan合同会社(以下、ウェーバー)は2月25日、IoT機能を搭載した電気式のバーベキューグリル「Weber Pulse 1000」を発表しました。スマートフォンと連携させることで、温度コントロールや焼き時間などを適切にサポートしてくれます。発売は3月2日、価格は59,990円(税込)です。プレス向けのオンライン発表会からお伝えします。 【写真】スマートフォンと連動するIoT機能により、食材の温度を測りながら調理するため、ぶ厚い肉でも生焼けの心配がありません BBQの本場、米国で培った60年のノウハウが詰まった製品 ウェーバーは1952年に米国で創業したBBQグリルメーカー。同社製品の大きな特徴は、BBQグリルにもかかわらず「フタ付き」であること。フタのない一般的なBBQグリルと比較して、ぶ厚い肉や大きな肉でも中心までしっかりムラなく調理しやすいそうです。今回発表されたWeber Pulse 1000も、フタ付きのBBQグリルとなっています。 また、ウェーバーのBBQグリルには炭やガスなどさまざまな熱源方式がありますが、新製品のWeber Pulse 1000は電気式を採用。電気式のBBQグリルというとパワー不足が心配かもしれませんが、Weber Pulse 1000は最高温度が316℃とかなりパワフル。電気式なので炭で加熱するより煙が発生しにくく、設定した温度を一定にキープできるといったように、さまざまなメリットがあります。 スマホと連携して、どんな食材も失敗なく適温加熱 Weber Pulse 1000で最大の特徴ともいえるのが、スマートフォンと連動するIoT機能。Weber Pulse 1000はグリル温度検知機能を搭載するほか、食材内部の温度を測る最大2本のプローブ(温度計)も使用できます。 プローブを食材に差し込んで専用アプリ「Weber Connect」と連携させることで、例えばステーキなら「牛肉の中心をミディアムレアに」といった自分好みの焼き加減を設定できます。あとはアプリが自動的に加熱温度を調整。ユーザーは食材をひっくり返すタイミングなどアプリの指示に従うだけで、完璧な焼き上がりでBBQを楽しめるというわけです。 製品にはBBQ用の焼き網が付属し、別売りで専用のホットプレートとグリルストーンを購入可能。ホットプレートを使えば焼きそばや細かな野菜の鉄板料理、グリルストーンならピザを焼いたりも。 頻繁に使うなら掃除もシンプルなほうがいい BBQといえば後片付けが面倒というイメージがありますが、Weber Pulse 1000は片付けも比較的簡単です。頻繁に使う場合は、使用後にフタを閉めて250℃以上に加熱。その後、ホーローコーティングされた鋳鉄製調理用の焼き網を、専用のブラシでこするだけ。あとは、温度コントローラーを取り外して屋内に保管するのが最低限のメンテナンス。しばらく使用しない場合は、受け皿部分やフタを取り外して水で洗うことが推奨されています。 発表会の最後に、Weber-Stephen Products Japan合同会社代表のアダム・ホール氏が登壇。同社のBBQグリルは、チャコール(炭)式、ガス式、電気式という3つの方法で肉を焼いてブラインドテストを行い、「どの方法でどの肉を焼いたか」の判別ができなくなるくらいの完成度になって初めて、試作機を製品化するとコメントしました。このため、炭で焼く製品のほうが美味しいなど、熱源の違いによる味の違いはないといいます。 直火を見て楽しめる炭火はイベントとして目を楽しませてくれますが、スムーズに火をおこすのは慣れが必要。「たまのBBQは特別な日のイベント」になっている家庭も多いのではないでしょうか。 アダム・ホール氏は「電気式なら時間や手間をかけず、そして煙が少ないので近隣の迷惑にもなりにくい。Weber Pulse 1000なら失敗もないのでBBQを特別なイベントではなく、もっと日常的な楽しみとして導入できるはず」と締めくくりました。
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