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Monday, January 25, 2021

釣り客 県外からも…ごみ急増に住民困惑 マナーは? - テレビ朝日

 密を避け、1人でも楽しめる「釣り」。緊急事態宣言以降、釣り人が急増した長崎市の釣りスポットではある問題に頭を悩まされています。

 長崎市の南端にある釣りスポット「大漁橋」。

 近くでカフェなどを営む菅原真希さん(35)は町をきれいにしようと週に一度は袋を持ってごみを拾いながら朝の散歩をします。ところが…。

 カフェなど経営・菅原真希さん:「食べかすのごみもあれば、歯ブラシとか。ウェットティッシュとかタオルとか。コロナのことを多少気にすると絶対拾いたくない」

 緊急事態宣言が出された去年4月以降、「1人でも楽しめる」ということもあり、こちらの釣りスポットには連日多くの釣り人が訪れるようになりました。

 そして、同時に放置されるごみも急増しました。

 菅原さんはごみ拾いで使うごみ袋が満杯になることもあると話します。

 カフェなど経営・菅原真希さん:「釣り人のごみは自分で拾ってよって」

 そして、影響は思わぬところにも。

 去年、こちらのコンビニ店のごみ箱に釣り針や余った餌(えさ)の「オキアミ」、さらには小さい魚などが袋に入れて捨てられていました。

 仕分けた従業員は手に釣り針が刺さってけがをしました。さらに…。

 釣り人:「話を聞いただけだが、ユーチューバーが来て『釣れる』というのが知れ渡った。県外から釣り客が来て、そのままごみを捨てていっている」

 カフェなど経営・菅原真希さん:「『自分のごみじゃないから拾わない』じゃなく、同じ釣り人が出したごみであったら『自分のじゃなくても拾う』という意識を少し持ってくれないかと…。釣り人同士で意識を変えてくれないと問題の解決にはならないのでは」

 菅原さんは市に相談して注意喚起の看板を置くなど解決に向けて取り組んでいますが、今も釣り客のマナーが改善されるに至っていません。

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